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2010/12/26 (Sun) もうすぐですね。

あと少しで2010年も終わりですね。
今年はとっても充実した一年間だったので満足です。(ブログは全然出来ませんでしたが・・・)

今日はちょっと遠出をして水族館に行ってきました!
ものすごーく寒かったです・・・w

ミズクラゲがとっても神秘的で可愛らしくて素敵でした。
ペンギンさん、とくにイワトビペンギンの可愛さは異常。
ショーでは、やっぱりイルカさんは賢いのだと再確認。

イルカの上に乗って笑顔を振りまくお兄さんトレーナーが素敵でした。絶対寒い。

駅に帰ってきてから、めちゃくちゃ評判のよかったイルミネーションも見れたのが嬉しかった。

1日遅れでしたが、クリスマスを存分に楽しんできましたよー^^

小説の方は、ちまちまと準備しております。
それなりに忙しく毎日を過ごしているので、なかなか書く時間を確保できないのがきついですが・・・

まったり更新していくので、よろしくです。
それでは来年も、「境界線」をよろしくおねがいします!
(年内にまた更新するかもですがw)



久しぶりに曲紹介。



曲というか歌い手紹介。
ニコニコで活動している、un:cさん。素晴らしい歌唱力とセンス。
これだけの実力を持ちながら、滅茶苦茶有名という訳ではない不思議な人。伸びろー


華さん。この曲は染みます。癒されます。

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2010/12/02 (Thu) No.23 meltdown

-断片集-
No.23 meltdown

カタカタと、細かい振動が僕の身体を伝う。

つり革にかけた右手の指が、長時間の負荷で真っ赤になっている。そろそろ持ちかえてもいい頃合だ。

身体を少し捻って、隣の座席を見る。

君は無防備な寝顔を晒しながら、ゆったりとした寝息を漏らしている。



『世界が溶けている』

最初にこう表現したのは誰だろう。

テレビで見た専門家か、通っている大学の教授か、ネット上の一般人か。

よく覚えていないけれど、とにかく何処かで見た。世界は、溶けていると。



太陽の下で置いてけぼりにされたアイスクリームのように、ドロドロと溶けていく訳ではないらしい。

ある大きな事故のせいで、生物が住むことのできない場所が出来た。そしてそれは徐々に拡大している。

そんな状態を表現したというのだ。


僕たちは、東に向かっている。

僕たち以外にも、沢山の人があてもなく旅している。ただただ溶け行く世界から離れたくて。


父さんと母さんは、僕の言うことを何も理解してくれなかった。

いずれ誰かが止めてくれる。だから心配はいらない。

そう言って、全く変わらない日常を垂れ流すだけだった。

多くの人は、僕の両親と同じ意志を示したのだろう。

大きな変化もなく周り続ける社会が、それを物語っていた。


だから僕は飛び出した。

いずれ蝕まれる日常に留まること。それは死ぬことと同意義な気がしたから。


だから僕は君を攫った。

大好きだった君を、そんな灰色の空間に閉じ込めておきたくなかったから。



ほんの数週間前に別れを告げた男が、恐ろしい形相でドアを叩いている。

そんな状況で、よく君は話を聞く気になってくれたと思う。

最初は冗談だと思っていたのだろう。

聞いているときの半分は怒っていて、半分は苦笑いを浮かべているだけだった。


今思えば相当に粘着質だったとは思うけれど、僕は何度も君を説得した。

最後の決心の要素の一つに、お父さんと大喧嘩中ということが含まれていたのが、少し腑に落ちないけれど。


ちょっと長めの家出のつもりで君は攫われてくれたのだろうか。

それとも、一度は離れてしまった僕との関係を取り戻そうとしてくれているのだろうか。


窓からさす夕陽を顔全体に浴びて、眩しそうに身体を捩じらせる君。

何の夢を見ているのか、僕には分からない。


そろそろ右手が限界だ。

つり革を左手に持ち替えて、感覚の鈍った右手で、君の頬をなでる。

君の表情が、少し優しくなった気がした。



行けるところまでは行こう。

普段見ている路線図の、ずっと先。

運賃なんか知りもしない、初めての街。

降りたら次を考えよう。無計画なこの旅を、君の性格ではむしろ楽しんでくれるかもしれない。


溶け続ける世界に取り残された僕たち。


最後の地では何を見ることになるのか。

そんな想像はまだしなくて良いだろう。


今は君を連れて、ひたすらに進むだけ。

旅はまだ、始まったばかりだ。




さて、お久しぶりの作品投稿となりました。
設定自体はものすごくわくわくしながら書けました。
しかし練れない。悩んだ挙句設定のみで突き進んだ感じです。笑
物語としては成立していませんが、これからいろいろ広がりを考えられそうで気に入ってます。

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