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2008/12/24 (Wed) No.3 キセキニノボル


小説はちょっと書けそうにないので、一年以上前にコミュニティサイトに投稿していた詩を載せます!←苦し紛れ

今回は「キセキニノボル」。
小説「鬼籍に登る」よりずっと前に書いたもので、内容すら小説を書いている間は覚えていませんでしたが、なんとなくリンクする部分がある気がしないでもない。



-断片集-
No.3 キセキニノボル

目の前でいつものように眠る、君。
その手からは、肌色が消えていて、
繋いだことを忘れようとしているみたい。
それでも笑いかけてくれるその白い顔は、
土に埋もれていった。

凍えて砕ける、その想いの名は「約束」
切なさにとろける、その想いの名は「約束」

月は星を望む。
君は星と唄う。

僕が星になって会いにいっても、
きっと君は喜ばないだろう。

だから。
僕は君の目の前に居る。
でも、君は僕からずっと遠いところにいる。

だから。
僕は君に話しかける。
君は答えてくれる。
でも、君は問いかけてこない。

どこかで、
ずっと目を閉じていると見えるのが
地獄だと教わった。

だけど。
今僕は、
確かに君の姿をこの瞳に映しているはずなのに、
地獄に見えてしまうんだ。

―――大切な人が、どこか遠くへ行ってしまう。
    それはとても苦しくて、痛くて。
    別れを告げて終わりなら、こんな気持ちはない筈なのに。―――


サイト内のコメントも、まんま転載。
これからは、詩も「断片集」として載せていこうと思います。 

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断片集 | trackback(0) | comment(3) |


2008/12/15 (Mon) No.2 口径 is 9mm

短編打ち込み開始。
閃きで一気に書くのが中々面白い。
この部分かいてる段階では、書き手も読み手も結末の分からない同じ立ち位置ってのは、結構素敵じゃないでしょうか?
文章は荒くなるかもですが、よろしく!


-断片集-
No.2 口径 is 9mm


目に痛む白い光が灯されている部屋。
これほどまでに明るく照らしても、どうにも暗闇のぬぐえない部屋。
俺は、ここに閉じこもっていた。
外はもうクリスマスで浮かれ騒いでいるというのに、俺はいつものように暗い顔をしている。
思えば、もう一年になるのか。
ちょうど去年の今頃だったろう。
人生を黒で塗りつぶしたかのような、こんな暗い生活が始まったのは。
なにが原因だったかとするならば、全てだろう。
待ちわびていたキャンパスライフが始まり、寮生活が始まり、本当に新しいスタートを切った。
けれど、想像していたものとはかけ離れた講義、サークル、先輩、友人。
あの大学に入るまでに這いずり回ったあの時間はなんだったのだろう。
笑顔で無神経な応援を続ける親のためと、必死に一年間は頑張ろうとしたが、十二月を迎えたころに折れてしまった。
今もなお心配を続けてくれる親の顔は、この場所に留まり続ける俺への戒めにぴったりであったが、弱弱しい俺は、沸点を通り越し連絡もとらなくなった。
それでも送り続けられてくる食料や衣類に、最初は意地を張っていたものの、結局今ではこれに頼らないと生きていけないという、あまりにも情けない状態だった。

カチ、カチ、カチ。
時計は無情に時を刻み続ける。
まあ、過ぎ行く時間の所為にするには、塞ぎこむ時間が長すぎてしまった。
俺はどうすることも出来ず、ただただここで生き続けている。
カチ、カチ、カチ、カチッ。
秒針が跳ねていき、十二と重なる。
カチ。
十二月二十五日。
クリスマスに、なった。

相変わらず俺は虚を見つめ続け、意味もなく時間を過ごす。
ああ、またこうして長らえていくのかと、溜息をつこうとした瞬間。
「メリークリスマス。」
突然聞こえた声に、あまりにも驚いて咳き込んでしまう。
どこだ?どこから聞こえた?
混乱する俺に、再び声が降りてくる。
「こっち。こっち。」
ん?降りてくる?
そうだ、声は降りてきた。
ならば、この声の主は上に・・・
「―――!!!」
声が出なかった。
俺の目に映ったのは、少し宙に浮いたまま、ケラケラと笑って俺を見下す男だった。
しかし、男と分かったのは先ほどの声の音からであって、格好はピエロのメイクをした上にサンタクロースの衣装を着ているという、あまりに不気味な様子だった。
「やっと気付きましたね。はい、メリークリスマス。」
面と向かって聞くと、中々に齢を感じさせる声だった。
「メ、メリー、クリスマス・・・。」
やっと返した言葉がこれで、引き篭りすぎて少しいかれてしまったかと思った。
けれど、目の前に浮かぶ異常な光景には、意外と空想のものとは違うリアリティがあった。
確かに、目の前にこの男はいる。夢ではない。
根拠はないけれど、なぜか確信していた。
「憂いるアナタにプレゼントを差し上げましょう。聖なる夜に出会えた縁で。」
そう言うと、どこから取り出したのか、綺麗に包装された小箱をひょいっと投げて俺のほうへ寄越した。
広げた俺の手へと吸い込まれるように届いたその小箱は、俺の両手から少しこぼれるほどの大きさで、中身は空なのではないかというくらいに軽かった。
「・・・これは?」
恐る恐る、目の前のピエロかサンタの男に尋ねる。
男は相変わらずケラケラと笑いながら、頷いてみせた。
開けてみろ、ということだろうか。
俺は少し恐怖を感じながらも、小箱の包装を解いていく。
いつになく慎重に、丁寧に紙をはがす。
全てが解き終わり、箱を開ける。
「――――!」
中に入っていたものを見て、もう一度俺は声を失った。
そこに入っていたものは、黒く、圧迫感のある、あまりにも存在主張の激しい、銃だった。
実際の大きさよりはるかに大きく見えるそれは、先ほどの軽さとは打って変わってとても重く感じた。
恐ろしくもあるが、俺はこの銃に魅入られたかのように惹きつけられ、いつしか手にとってまじまじと見つめていた。
この男は、なにを企んでいるのだろう。
これを俺に使わせて、白い聖夜を紅に染めようとでも言うのか。
ニヤリと笑いながら、目の前に浮かぶ男を睨む。
そうすると、男はまたケラケラと笑った後、言った。
「それは、全てを壊すことの出来る銃です。
 モノだって、人だって、社会のルール、秩序さえも。
 使い手が願えば、その想いが弾丸としてその銃に込められます。
 しかし、一度しか使えませんからね。よ~く考えて使ってください。」
一息にそう言った後、一段と大きくケラケラと笑ったかと思ったら、いつの間にか俺の前から姿を消していた。
あまりの唐突さに、たちの悪い夢かと思ったが、手に握られた黒の重さが俺に現実だと再認識させた。
全てを、壊せる、か。
どうしようか。
あの男は、一度しか使えないから、よく考えろと言っていた。
しかし・・・。
俺の頭によぎるのは、今までの苦しみ以外のなにものでもない記憶。
嘲るように笑う人の顔。
打ちひしがれた俺の顔。
ぐるぐると俺の頭を駆け回る。
俺はもう、疲れたんだよ。
たとえ破壊によって今の状況が改善されても、俺は俺を生きることに疲れたんだ。
いや、違うな。
この、無機質で無情な世界で生きることに疲れたんだ。
無意識のうちに世の中へと失意の矛先を向け、俺は願う。
そうだ、俺の壊したいモノはただ一つ。
俺がこうして生きている、このセカイだ。
カチャッと軽い音がして、握っている黒が重さを増した。
弾丸が一つ確かに込められているのを手で理解した。
俺はこのセカイを作った神でも恨んだのだろうか、腕を天へと堂々と上げ、引き金を引こうとした。
だが。
俺の腕は一人でに曲がり、天へと向けられていた銃口は俺のこめかみへとくっついた。
ゴリッと銃口をこすり付けられる感触がして、頭が混乱していると、先ほどの声がする。
「うーん、つまらない。
 もっと苦悩して、もう少し面白い解を出すことを期待していたんですが。
 大体、アナタのような人にセカイが簡単に壊されていたら、大変なんですよ、いろいろと。
 天に向かって撃とうとしたときはヒヤリとしましたよ。」
姿は見せず、変わらない笑いを織り交ぜながらの声だった。
「くそ、所詮は化物の暇つぶしかよ・・・。
 だが、俺は誰かに命令されたり、動かされたりするのが一番キライなんだよ。
 テメェ見たいなクサレ道化に殺されてたまるか。」
俺はそう言って、ありったけの力を腕にこめ、銃を叩きつけた。
人ならぬものに逆らった所為か、片腕は使いものにならない状態になってしまった。
しかし、かまうものか。これから死ぬのだから。
あんな男によって殺されるくらいなら、俺は自分の意思で終わらせよう。
部屋に唯一ある小さな窓目がけて、俺は突進していく。
力いっぱい窓を開ける。力を入れすぎた所為で窓ガラスが割れていた。
気になる分けないだろう。俺は飛んだのだから。
ここは三階。
地面へとたどり着くのが、酷く、速かった。

ああ、さようなら――――。

「どうだったでしょうか?
 よく考えろって言ったのに、つまらない結果でしたね。
 私を悪魔のようだと思われるかもしれませんが、それもあながち間違っていないでしょう。
 結局のところ、ピエロなのかサンタなのか、ハッキリしませんでしたね。
 しかし、私も普通の人と同じように、本質は中、着飾るのは皮でありますよ。
 ・・・今回のような人間は、世を恨み、破壊の力ばかりを懇願します。
 けれど、破壊か創造かと問われたら、欲しいのは創造の力でしょう。
 嫌なものがあったら、壊さずに上から創ってしまえばいいのですから。
 心が乏しいものには、こちらに考えがおよばないでしょうなぁ。
 破壊と創造は表裏一体といってしまえば、それで終わりなのですが。
 今度はひげでも伸ばして、道化師の服を着て、創造を振りまいてみてもいいかもしれませんね。
 ところで、先ほどの破壊の銃。
 使わず終えるなど今までない例ゆえ、その場に残ってしまっていたのですが、部屋の片付けをしていた自称友人が見つけてしまいまして。
 これまた卑しそうな人相をしておられる。
 これをきっかけに、また一騒動ありそうですが、また今度の機会にでも。
 それでは、良い聖夜を。メリークリスマス。」

                          おわり

なんちゅう、ダーク作品でしょうか。
まあ、最初から狂気じみたものにしようとは考えていたけど。
もう少しで、クリスマス。
アナタのところに、破壊or創造がもたらされるかもしれません・・・?

断片集 | trackback(0) | comment(2) |


2008/12/09 (Tue) No.1 まわる

毎日更新は無理。
いや、いきなりこんな出だしだけど、とりあえずはちょくちょく更新頑張りますんで応援ヨロシク。

今日はやっとこさネヴァーストアのセカンドアルバム買った。
リアルに金がないです。
日記終了。(あ

とりあえず、超短編集的な感じで、よく分からん小説のような、詩のようなものを載せていきます。

パッと思いついた物事を手当たりしだい出力していこうと。
そんな短編?いや断片集。

ネタ帳とも言えるのかもしれない。
とにかく俺の中で生まれたことを形にしようというだけなので、面白くはないです(笑

それでわ。


-断片集-
No.1 まわる

「この地球は、時速1000km以上で動いているんだよ。」
いきなり、あいつはこう言った。
ずっと机に突っ伏し、つまらなそうな顔をし続けていた俺に。
「随分と退屈そうだね。
 もっと楽しみなよ。」
こちらが無視をしても、妙な笑顔でこちらへと話しかけてくる。
「・・・何をだよ。」
いいかげん鬱陶しかったが、いつまでもこのまま話しかけられていたら気が狂ってしまうようだったので、とりあえず聞き返す。
「だから、今僕たちがこうして立っている地球は、ものすごい速度で動いているんだよ。」
何を言っているんだ、こいつは。
変人なのか、こちらに喧嘩を売っているのか。
俺は少し口調を荒げて、
「それがどうした。」
と言った。
すると、その返答が余りにも意外なもののように、目を丸くさせたあいつ。
一瞬の驚きの後、すぐに俺へとあたふたと話し始める。
「だって、僕たちはこの地球上にあるどの乗り物よりも早い、この地球に乗っているんだよ。
 どんな遊園地に行ったって、決して見つけることの出来ないエキサイティングな乗り物なんだ。」
いい加減にしてくれ。
なんで俺がこんなキチガイな野郎の話を聞かなければいけないのだ。
一発殴ってしまえばおとなしくなるだろうか。
いや、入学早々問題を起こすのも気が引ける・・・。
俺が自分の理性を保つのに必死になっているのにもかかわらず、あいつはずっと俺に向かって話してくる。
俺は逃避方法として、再び机に突っ伏して眠ることを選んだ。
あいつの声が睡眠を妨害しようとするが、人間本気になれば雑音さえ子守唄に変えられるものだ。
ゆっくりと眠りのあの不思議な浮遊感が俺を支配し始めて、意識の境目を知らずの内に越える。
ああ、この瞬間が一番幸せだ・・・。
そう思った瞬間。
頭をパンッと乾いた衝撃に襲われ、一気に現実に引き戻される。
あいつが叩いたのだ。
散々俺をイラつかせた挙句に、そちらから叩くとは。
怒りがピークに達した俺は、乱暴に立ち上がり、
「いい加減にしろよ!」
と叫んだ。
入学初日の休み時間とだけあって、ぎこちない調子でも、必死に親しくなろうと会話を続けていた連中が、一斉に俺を注目し、静かになる。
俺はそんな状況などお構いなしに、怒りの元凶へと拳を振り上げる。
中途半端な寝起きの俺のぼやけた目に、意外なほど芯の通った眼差しで俺を見つめるあいつの姿が映った。
その目は綺麗な光を灯していたものの、全てを見透かすようで、それほどに真っ直ぐに見つめられたことは、いままで経験したことがなかった。
振り上げた拳は頂点で止まったまま、全く動かなかった。
その様子も変わらず見つめたまま、あいつはさっきとは打って変わって、重く、ゆっくりと言った。
「君は、止まっているんだ。
 この限りなく変化を続ける高速の世界で、君はただしがみついて駄々をこねている。」
訳が分からなかった。
なんで、初対面のやつにこんなことを言われなくてはいけないのだ。
この状況は、余りにも理不尽で、俺にとってなにも得がないではないか。
けれど、相変わらず俺の拳は止まったままで、あいつの話をおとなしく聞こうとしていた。
「受身では駄目だ。
 あっという間に君は置いてけぼりになってしまう。
 ちゃんと乗りこなしてみてよ、このほしを。
 そうすれば、この世界の本質が、初めて見るものだときっと気付くだろう。」
変人だ。
俺からみても、周りからみても。
キチガイ以外のなにものでもない。
どうしてこんなやつに説教じみたことを言われなければいけない。
大体俺のことを何も知らないくせに。
あまりにも脈絡がなく、納得のいかないこの状況に、あきれて何もいえない。
しかし、あいつのほうを見ると、またあの真っ直ぐな眼差しに射抜かれる。
なんなんだ、こいつは。
なにか普通の言葉とは違う、重みのようなものを感じずにはいられなかった。
しばらくして、一度ため息をついた後。
拳を下ろし、今度は少し笑って、自分の名前を言った。
もしかしたら、これが俺を変えるきっかけかもしれない。
先ほどは怒って殴る寸前だったのに、今度は急ににこやかに自己紹介をしている俺。
これで、俺も変人の仲間入りだろう。
あいつは、俺にありったけの笑顔を返して、手を握ってきた。
俺はしっかりとそれを握り返す。
こいつは変人で、キチガイだ。
だけど、だからこそ他のやつらとは違う、意味のあるものを持っているのかもしれない。
とりあえずは、話でも聞いてやるか。
こんな変わったスタートを切るのも、悪くはないのかもしれない。
俺はそんなことを思って、握り続けている手によりいっそう力を込めた。

「んで、地球がどうしたって?――――」



はい、自分でも全く意味の分からんものができました。
記事投稿のところでそのまま打って載せてて、文体とか流れとか全く考えていないので、なんとなく雰囲気だけでも。
とりあえず今回は、「地球ってすごいんだね」ってことです(笑
またなんか思いついたら書くんでちょくちょく見にきてやってくださいなー

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